
厚生労働省は、バブル崩壊後の1990~2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を迎えた世代(就職氷河期世代)が50代半ばに差し掛かっていることを踏まえ、中高年層にも間口を広げ、これまでの「就職氷河期世代活躍支援」特設サイトを、「中高年の活躍支援」特設サイトとしてリニューアルオープンしました。その特徴と活躍支援の概要をまとめます。
お悩み別サポート支援
サイト内において、下記のような不安材料ごとにサポート窓口を設けています(Chatと相談&検索もできます)。
1経済面で将来に不安がある(ハローワーク)
・すぐに働きたいけどどこで求人を探せばよいか
・スキルアップしたい
・自分のキャリアを相談したい
・介護と仕事を両立したい
2社会とのつながりに不安を抱えている(サポステ)
・これまでの職場でうまくいかず、自信が持てない
・悩みを誰にも話せずひとりで抱えていた
・フルタイムで働くことに不安があるが、挑戦してみたい
3家計の状況や家族介護に不安がある(各種支援機関)
・家計のやりくりが難しく、生活が苦しい
・定年を過ぎても働き続けたい
・年金制度について知りたい
・家族介護に直面している方への支援を知りたい
事業主ができること
雇用する側としては、中高年の積極的な採用や人材育成をするにあたり、以下のような助成金が利用できます。
・トライアル雇用助成金
・特定求職者雇用開発助成金
・人材開発支援助成金
・キャリアアップ助成金
・両立支援等助成金
・65歳超雇用推進助成金
中高齢者の採用を検討するのであれば、将来の要員計画を検討した後、実行に移すのがベターと考えます。
要員計画の検討等、社外の意見を聞いてみたいと思ったらお気軽にお声掛けください。
【参考】厚生労働省>中高年の活躍支援」特設サイト
https://www.mhlw.go.jp/shushoku_hyogaki_shien/