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厚生労働省が「職務給の導入に向けた手引き」を公表しました

厚生労働省は「個々の企業の実態に応じた職務給の導入」を、「リ・スキリングによる能力向上支援」、「成長分野への労働市場円滑化」と並ぶ三位一体の労働市場改革の柱の1つとされているとしています。

 

そのこともあり、近年、社員の役割や職務に基づいた給与である職務給に、企業や社員の注目が集まっています。

 

職務給を導入している企業からも、職務給を支給されている社員からも、メリットを実感しているという声があがっています。

 

厚生労働省では今年2月、「職務給の導入に向けた手引き」を公表しました。

 


導入に向けた手引きの公表

この手引きでは、職務給を「基本給における『役割・職務の重要度』に基づいて決定される部分」ととらえています。

 

企業が職務給の導入を考えるにあたっては、具体的な導入手順や職務給の制度を知るだけでなく、職務給がどのような導入状況にあるのかを知る必要があるということで、手引きでは、以下の内容がまとめられています。

 

(1)職務給を導入している企業の特徴

(2)企業・社員が感じている職務給のメリット

(3)企業による職務給を導入するにあたっての取組み・工夫

(4)職務給の課題

 

興味はあるけれど制度変更はたいへんそうと躊躇している企業や、職務給制度導入を決めたけれど、実際何から始めたらよいかわからないといった企業もあることでしょう。

 

ご不明な点などございましたらお気軽にお声掛けください。

 

 

【参考】厚生労働省>職務給導入促進に向けた周知・広報資料

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syokumukyu.html