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ワーケーションの実態と効果

パーソル総合研究所の「ワーケーションに関する定量調査」によると、普段の職場や自宅とは異なる日常生活圏外の場所で、仕事(テレワーク)をしながら自分の時間も過ごす「ワーケーション」や、出張先などで滞在を延長して余暇を過ごす「ブレジャー」を行ったことがある就業者は、17.4%いるそうです。

 


ワーケーションのメリット

直接的なコミュニケーションの機会が少なくなってきている昨今、グループでワーケーションを行うことで、よりワーク・エンゲージメント(仕事に対してのポジティブで充実した心理状態)が高まったという調査結果が出ています。

 

他のメンバーと一緒に非日常の中で仕事をしながら過ごすことで、一体感が高まり、チームワークにも良い影響を与えるようです。

 

隠れワーケーションのリスク

一方、直近半年未満にワーケーションを行った人のうち14.1%が、他のメンバーに隠れてワーケーション(隠れワーケーション)を行っている実態もわかりました。

 

また、ワーケーションを認めている企業(と認知されている割合)は54.8%あったそうですが、ワーケーション経験者のおよそ半数が、企業からワーケーションを認める方針が出ていないか、禁止されている中で行っていたということです。

 

こうした隠れワーケーションが行われると、様々なリスクが発生します。

 

情報漏えいや労務管理上のリスクの増加、職場の人間関係の悪化、従業員に対する懲戒処分を行う際のトラブル発生

などが考えられます。

 

ワーケーションを認める場合には、関連規定や申請書を整備することはもちろん、部署のメンバーへの伝達やセキュリティ対策、効果的な実施方法など、実際の運用面も検討することが大切でしょう。

 

導入をご検討される際はご相談ください。

 

 

【参考】パーソル総合研究所>ワーケーションに関する定量調査

https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/workcation.html