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知っていますか?リファレンスチェック

リファレンスチェックは採用時のプロセスの一つで、採用企業が求職者の経歴の信ぴょう性を確認する作業を指します。選考過程で求職者本人が示した経歴や実績を、現職や前職の上司等に照会します。これにより、採用後のミスマッチのリスクを下げるものです。

 

日本では、ミスマッチの影響が大きい中途採用の場面で導入する企業が増えています。

 

やり方は企業によって異なりますが、求職者本人の同意のもと、照会先を紹介してもらい、企業が直接電話や書類で確認することが多いです。

 


面接だけでミスマッチを見抜くのは困難

人事部に所属する全国のビジネスパーソンに対して行われた「リファレンスチェックに関する意識・実態調査(人事担当者編)」(ASHIATO(アシアト)調べ)によると、自社の採用面接時に、活躍する人材を見極めることは難しいと思うか質問したところ、78.3%が「難しいと思う」と回答しました。

 

こうした難しさを補完するのが、リファレンスチェックだといえます。

調査では、リファレンスチェック導入企業の75.5%が採用におけるミスマッチ減少を「実感できた」と回答しています。

 

実施のメリットとデメリットを測る

一方で、リファレンスチェックには、手間や費用がかかる、照会先の回答の信ぴょう性が担保できないといった声もあります。リファレンスチェックを実施するかは、そのメリットとデメリットを測り、総合的に判断する必要があるでしょう。管理職や即戦力としての採用など、ミスマッチがあった場合の影響が特に大きいケースから始めていくことも一つのやり方です。

 

「せっかく採用したのに思うような人材ではなかった。次は絶対ミスマッチを防ぎたい」

 

こうした思いを抱える企業は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

【参考】エン・ジャパン>ASHIATO>人事担当者の78.3%が面接による人材の見極めは困難と回答 ASHIATO(アシアト)調べ「リファレンスチェックに関する意識・実態調査(人事担当者編)」

https://ashiatohr.com/news/gyzyixq5it3/

 

【参考】エン・ジャパン>ASHIATO

https://ashiatohr.com/