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リモート採用、7割が導入_日本マンパワー調査から

マンパワーグループが行った企業の人事担当者を対象とした「リモート採用の導入・実施状況」調査(2022年1月実施)の結果によると、リモート採用を行っている企業は約7割となっています。

 

リモート採用では、企業説明会、採用面接、内定者フォロー、適性検査などが行われています。

 

同調査は、企業規模別の結果は出ていないようですが、会社説明会のような大規模なものでなくても、最終面接以外の面接にはリモートを活用しているという企業は多いようです。

 

遠方からの応募が増えるといった効果もありますので、中小企業でも導入は増えつつあるようです。

 

【参考】総務省>テレワークセキュリティ確保

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/telework/index.html

このページでは、テレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)の他に

設定解説資料(手引き(チェックリスト)の内容を具体的な環境で実施する際の参考資料として、

テレワークで多く利用される製品を対象として補足的に作成している資料)が公開されています。

 


やはり最終面接は直接面接

コロナ禍の初期には、最終面接までリモートで行うといった企業が多かったようです。しかし、コロナ禍が落ち着き始め、マスク着用の緩和等の話題も出てきており、今後は対面での面接が増えるものと思われます。

 

同調査でも、「最終面接以外の面接」はリモートで行っているという企業が84.3%ありました。

やはりリモートだけでは、応募者の実際の人柄はつかみにくいようです。

 

気を付けたいこと

リモート面接をする側として気を付けたいことは、面接者にしてほしくないこととほぼ同じです。

  • 緊張感がない。パソコンの操作等をして集中していない。
  • 表情や声などニュアンスが伝わらない。声が小さくて聞こえない。
  • 使用する機器や回線速度のせいで接続が不安定になる。

などでしょう。

 

面接の手際の悪さなどはリモートでする・しない以前の話ですから、面接する側もしっかりと予行演習をしておきましょう。

 

 

【参考】マンパワーグループ>約7割の企業の人事担当者がリモート(オンライン)採用を導入。活用領域と工夫点、今後の課題とは?

https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/20220516.html