「過労死等の防止のための対策に関する大綱(以下、大綱)」について、その変更が、令和3年7月30日の閣議で決定されました。
大綱は、「過労死等防止対策推進法」に基づき、おおむね今後3年間における取組について定めるものであり、今回の変更は、平成30年に続き、2回目となります。
新しい大綱の構成を確認しておきましょう。
「過労死等の防止のための対策に関する大綱」(新大綱)の構成(厚労省資料)
出典:厚生労働省>「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の変更について
※ が変更箇所(下線赤は加筆)
厚生労働省は、この新たな大綱に基づき、関係省庁等と連携しながら、過労死ゼロを目指し、国民が健康に働き続けることのできる充実した社会の実現に向けて、さまざまな対策に引き続き取り組んでいくこととしています。
労働時間管理には数値目標を、健康対策には相談窓口の設置を
この大綱を大きく捉えるとこの2つがキーになっていると言えるでしょう。
数値目標が引き上げられた「勤務間インターバル制度」には特に注目です。
令和7年(2025年)までと設定しているので、ここ2~3年に何らかの対応が必要と考えられます。
どのような対応するのが自社にとって望ましいのか?
どんな対応をすればよいのか?
などございましたらお声掛けください。
【参考】厚生労働省>「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の変更が本日、閣議決定されました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20085.html
【参考】厚生労働省>過労死等防止対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000053725.html
【参考】厚生労働省>勤務間インターバル制度
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/