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コロナ禍での花粉症との付き合い方について考えてみましょう

東京都内では、この2月6日、スギ花粉の飛散が始まりました。

今年もいよいよ、花粉症のシーズンが始まります。

 

日本気象協会によると、2020年と比較して、2021年春の花粉飛散は多く、全国平均で160%程度となると予想されています。ひどい症状に悩まされる方も多くなると考えられます。

 


新型コロナウイルス感染症と花粉症

特に現在、新型コロナウイルスの感染拡大の状況が続く中にあっては、「花粉症かな?」という症状が出たら注意が必要です。

 

たとえば、咳や倦怠感、頭痛、鼻水、鼻づまりなどといった症状が出た場合、それだけでは花粉症なのか、新型コロナウイルス感染によるものなのか、判断ができません。

 

また、花粉症で目がかゆいなどというとき、新型コロナウイルスの付着した手でさわってしまえば、それが感染の原因となることもあります。

 

さらに、花粉症によるくしゃみや鼻水で感染が拡大することも懸念されます。

 

事業場でも例年以上の花粉症対策を!

これまでも、仕事の能率低下対策の一環として、事業場で花粉症対策を行ってきた企業は多くありました。

特に今年は、症状がひどくなることが懸念されることからプレゼンティーズム対策、また新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、花粉症への対策が例年以上に求められます。

 

換気や密を回避しながらの花粉症対策として、換気をする一方でカーテンや網戸を設置して花粉が室内に入らないようにする、空気清浄機・加湿器を活用する、早期の花粉症治療も選択肢に入れるなどにより、このシーズンを乗り切りましょう!

 

 

【参考】一般財団法人日本気象協会>花粉飛散情報2021

https://tenki.jp/pollen/