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令和2年度の地域別最低賃金の改定状況-すべての都道府県で正式に決定!

令和2年7月下旬に中央最低賃金審議会が示した「令和2年度地域別最低賃金額改定の目安について(答申)」では、

 

「引上げ額の目安を示すことは困難であり、現行水準を維持することが適当」

 

とされましたが、各地方最低賃金審議会の判断で、小幅ながらも引き上げを行う動きがみられました。

 

●最低賃金の引上げを行ったのは40県で、1円~3円の引上げ

引上げ額が1円は17県、2円は14県、3円は9県

 

●改定後の全国加重平均額は902円(昨年度901円)

 

●最高額(1,013円)と最低額(792円)の金額差は、221円(昨年度は223円)

 

●最高額に対する最低額の比率は、78.2%(昨年度は78.0%)

 

発効年月日とともに、最寄りの地域の地域別最低賃金の額をご確認ください。

 


令和2年度の地域別最低賃金の改定状況の一覧

使用者が地域別最低賃金額以上の賃金を支払わない場合、最低賃金法第40条により、50万円以下の罰金に処されます。

 

【参考】厚生労働省>賃金 賃金引上げ、労働生産性向上

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/chingin/index.html