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2019年の骨太方針・成長戦略実行計画・規制改革実施計画などを閣議決定

令和元年(2019年)6月21日、政府は、「経済財政運営と改革の基本方針(いわゆる骨太方針)」、「成長戦略実行計画」、「まち・ひと・しごと創生基本方針」、「規制改革実施計画」を閣議決定しました。

 

これらの方針・計画は、今後の政策の方向性を示すものです。

 

企業実務に影響を及ぼすものを確認しておきましょう。

 


骨太方針・成長戦略実行計画

デジタル市場のルール整備、70歳までの就業機会の確保、中途採用・経験者採用の促進、就職氷河期世代支援プログラムの実施、最低賃金の引き上げ

 

規制改革実行計画

副業・兼業におけるルールの見直し、介護離職ゼロ対策の強化、ジョブ型正社員の雇用ルールの明確化

 

まち・ひと・しごと基本方針

来年度から5年間にわたる地方創生に関する「第2期「総合戦略」」(基本的な考え方を示す)

 

★これらの方針・計画の全般において、「Society5.0の実現」がキーワードになっています。

これらの方針・計画は、来年度の予算案の作成の土台となっていくものです。

どのような形で具体化されていくのか、注目です。

 

 

【参考】首相官邸>経済財政運営と改革の基本方針2019、成長戦略実行計画・成長戦略フォローアップ・令和元年度革新的事業活動に関する実行計画、まち・ひと・しごと創生基本方針2019及び規制改革実施計画の閣議決定について

https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201906/21_p.html

 

 

【参考】内閣府>経済財政運営と改革の基本方針2019について

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2019/2019_basicpolicies_ja.pdf