5月末より協会けんぽの様式が一部新しくなりました。新しくなった主な様式は、次のとおりです。
・健康保険傷病手当金支給申請書
・健康保険出産手当金支給申請書
・健康保険出産育児一時金支給申請書
・健康保険出産育児一時金内払金支払依頼書・差額申請書
・健康保険埋葬料(費)支給申請書
・健康保険高額療養費支給申請書
・健康保険療養費支給申請書(治療用装具)
・健康保険療養費支給申請書(立替払等)
変更内容は、主に数字を記入する欄(金額や年月日)がマス目になったところで、機械による読み取り精度を向上するためとのことです。
新様式はすぐに使用することができます。
また、これまでの様式も引き続き使用できるとのことです。
改元に伴う変更
また、改元に伴い、様式の該当部分が新元号の令和に改められています。
変更前の様式も使用できますが、その際は「平成」を二重線で消し「令和」に直した上で使用してほしいと、協会けんぽでは案内しています。
なお、任意継続保険料や医療費の返納、および情報開示手数料等にかかる納付書について、改元前に発行された「平成」表記のものは、そのままでも有効に使えます。
デジタルファースト時代へ
一方、5月24日に、行政手続を原則として電子申請に統一するための法律(いわゆるデジタルファースト法)が成立しました。
今後、社会保険関係の手続きやマイナンバーの利用などについて、関連する法律が変更され、詳細も順次公表されるものと思われますので要注目です。
時代の流れに伴い、手続きもどんどんと変わっていきます。
電子申請の時代になっても、社員からの相談・問合せに一番初めに対応するのは人事労務担当者ですから、常に最新の情報に注意しておきたいですね。
【参考】全国健康保険協会HP>新様式の申請書使用にご協力をお願いします(令和元年5月)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g5/cat550/sb5020/010531
【参考】全国健康保険協会HP>改元に伴う各種申請・納付書・帳票についてのご案内とお願い
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g1/h31-4/20190416001